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【東大新聞お試し】ラクロス男子、決勝で慶大に大敗 日本一の夢、関東で散る

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 この記事は、2016年11月22日号からの転載です。東京大学新聞の紙面を限定公開 お試し読みのご案内の一環で4月28日まで限定公開しています。


決勝戦で敗れ、観客にお礼を言う選手たち=12日、駒沢第二球技場で(撮影・竹内暉英)

 

 ラクロス部男子(関東学生1部リーグ)は12日、決勝トーナメント決勝戦(FINAL)を慶應義塾大学と戦い、6―12で大敗した。第2クオーター(Q)に一時逆転するも後半は防戦一方で点差が開いた。準優勝は5年ぶりで、2005年以来の関東学生1部リーグ優勝はならなかった。

 

東大 0 5 0 1|6

慶大 3 2 3 4|12

 

 第1Q序盤、東大がボールを積極的に奪い相手ゴールに迫るも得点はできない。するとゴール前で慶大にボールを奪われ始め、中盤の5分間に3失点する。

 

 しかし第2Q、東大は再びボールを支配し、敵守備陣の間を抜くパスを受けた近藤駿一選手(法・4年)が得点。走力とサイドを変えるパスがうまくかみ合い、鐵見周平選手(工・4年)と近藤選手の追加点で、第2Q残り7分に3―3の同点に追い付く。

 

 直後に1失点するも鐵見選手のゴール端を狙ったシュートで第2Q残り5分で再び同点に。第2Q終了間際には、恩田将維選手(工・4年)のシュートで1点リードを奪う。しかし慶大のカウンター攻撃で失点し、勢いに乗り切れない。

 

 第3Qでは、慶大が中盤に難しい角度からのシュートを決めたのを皮切りに勢いに乗り、合計3得点。一方の東大はパスがつながらず、好機を作れない。第4Qも反則や連携ミスなどでボールを保持できず、6点差の大敗となった。

 

 

 2016年度リーグ戦の戦績は3勝1敗1分けで、全勝だった昨年度と比べ苦戦した。しかし決勝トーナメント1回戦では早稲田大学に圧勝し、5年ぶりにFINALへ進出。FINALでは、同じ相手に7―11で敗れたリーグ戦よりも点差が広がった点は残念だ。

 

 閉会式では、優秀選手として金山暖選手(育・4年)、公正な審判をたたえる審判員賞としてトレーナーの岡本紫音さん(工・3年)が表彰された。

 

(横井一隆)

【東大新聞お試し】ラクロス男子、決勝で慶大に大敗 日本一の夢、関東で散る東大新聞オンラインで公開された投稿です。


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