東大は13日、東大関係者の論文に改ざん・捏造(ねつぞう)があると指摘する新たな告発状を受理し、同日予備調査を開始した。本部広報課は東京大学新聞社の取材に対し「論文の報数・具体的な学問分野は教えられない」とした。予備調査開始から原則30日以内に結果を出し、さらなる調査の必要性が認められれば、事情聴取などが可能な本調査に移行する。
今回の告発状が届いたのは9月30日。東大は8月22日と9月1日にも、論文の不正を指摘する告発状をそれぞれ受理した。その際告発された論文は計22報に上り、両件は9月20日に本調査開始が決まっている。
【関連記事】
「医学系論文に不正」 東大が匿名の告発状2通を受理し予備調査を開始
論文不正疑惑で新たな告発状は東大新聞オンラインで公開された投稿です。