言葉によって匂いの感じ方が変化 言語処理と嗅覚情報処理が連動した脳活動を観測
岡本雅子准教授、東原和成教授(共に東大大学院農学生命科学研究科)らの研究グループは、匂いを嗅ぐ際に見ている言葉によって、匂いの感じ方が変化し、嗅覚に関わる脳の活動が変化することを明らかにした。成果は4月24日付で科学誌『Human Brain Mapping』に掲載された。...
View Article【寄稿】作品に問いかけ、響/驚/共鳴する 東京大学制作展EXTRAが7月5日から東京大学本郷キャンパスで開催
東大大学院情報学環・学際情報学府の学生を中心に、多様な学生が芸術作品を公開する、東京大学制作展EXTRAが7月5日〜8日に開催される。運営に携わる学生に、イベントの概要について寄稿してもらった。(寄稿=東大大学院学際情報学府先端表現情報学コース 修士1年・都築あい)...
View Article【前編】高島市長の鋭い指摘が飛んだ公開政策提言 【瀧本ゼミ政策分析パート駒場祭イベントレポート】
2023年度駒場祭2日目の11月25日、今年4月に最年少で市長職に当選した現職の兵庫県芦屋市長・高島崚輔(りょうすけ)氏を招いたイベントが行われた。企画元は東大内のゼミ「瀧本ゼミ政策分析パート」だ。本記事では高島氏に対し、同ゼミにより行われた政策提言の様子をレポートする。(取材・海老澤茉由莉、高橋潤 撮影・新内智之) 【政策1】意外な需要と経済効果 「かくれ脱水」政策...
View Article大量の株式取引データを分析するアルゴリズムを開発 取引の影響要因の時間変化を推定
伊藤真利子特任講師、本間裕大准教授(共に東大生産技術研究所)らの研究グループは、株式市場の取引時刻のデータから外生的要因(ニュースなどの市場外部の要因)と内生的要因(取引などの市場内部の要因)の強さを、両者の相互依存性も考慮して推定するアルゴリズムを開発した。このアルゴリズムは特に、市場が不安定な時期の取引データを分析することができる。成果は国際誌『PLOS...
View Article【寄稿】東大ラクロス部男子 双青戦勝利でリーグ戦に弾み
東大ラクロス部男子は6月16日、京都大学との伝統ある定期戦「双青戦」に臨んだ。前年は13─2と快勝を収めていたが、本年は果たしてどうだったのか。ラクロス部男子の米今咲喜さんに寄稿してもらった(寄稿=ラクロス部男子・米今咲喜)...
View Article【学費問題】来年度入学者への授業料引き上げの有無「11月までには決定」
東大の藤垣裕子理事・副学長は7月12日、授業料改定を来年度入学者を対象に実施するかについて、11月までに最終決定を行うと発言した。2025年度入学者選抜に関する記者会見でコメントした。...
View Articleアルツハイマー病に対する触媒医療につながる低副作用の触媒を開発
金井求教授、富田泰輔教授(共に東大大学院薬学系研究科)らの研究グループは、アルツハイマー病モデルマウスの脳内で毒性を持つアミロイド(凝集体)を分解する触媒を開発し、それに水素原子を1個付けることで脳内への移行性を高め副作用を抑えることに成功した。...
View Article2025年度東大入学者選抜 第1段階選抜の実施倍率を5科類で引き下げ
東大は2025年度入学者選抜について、7月12日に記者会見を開き説明した。一般選抜の第1段階選抜を行う基準となる倍率を、五つの科類で引き下げることを明らかにした。...
View Article【寄稿】軟式野球部 春季リーグ振り返り 一時は首位も 大きな躍進
今春のリーグ戦では3位という結果を手にし、一時は単独首位の座にまで登り詰めた東大軟式野球部。秋季リーグ戦を控える中、春季の健闘を振り返ってもらった。(寄稿=真田恒・東京大学運動会軟式野球部、写真は全て東大軟式野球部提供) 3月14日、春季リーグが開幕した。新チームとして迎えたものの2勝8敗の最下位と振るわなかった昨秋の雪辱を果たすべく、冬から鍛錬を積んできた。...
View Article「良い食事とは」食事時の環境と食事の質の関係を解明
篠崎奈々助教(東大大学院医学系研究科)らの研究グループは、食事の栄養学的質が日本人成年の食事の種類、同席者の有無、食事場所などの特性と関連していることを明らかにした。...
View Article東大、国内主要大学・企業らと「WE AT」設立 ウェルビーイング目指し産学連携でスタートアップを促進
東大は5月16日、他大学や企業とともに「WE AT」(ウィーアット)を設立した。社会課題解決に向け、スタートアップなどへの産学ネットワークを通じた幅広い支援や、起業家の育成などに取り組む。 WE...
View Article「現在進行形のいま」が勝負 一ノ瀬正樹教授インタビュー
人生における重大な決断に後悔は付き物だ。たとえば、進学において選ばなかった選択肢やしなかった行動にため息をつくことも少なくない。私たちは選択に伴う後悔とどのように向き合うべきなのか。一ノ瀬正樹教授は昨年まで日本哲学会の会長を務めるなど日本を代表する哲学者の一人だ。教授の人生をかけた哲学から決断のヒントを探る。(取材・岡拓杜) 一ノ瀬正樹(いちのせ・まさき)教授(武蔵野大学)/1988...
View Article【祭を歩く】東大新聞記者が往く 歴史と文化が彩る 斎王まつり
6月1日に三重県多気郡明和町で第41回斎王まつりが開催された。斎王とは皇族の未婚の女性が占いで選ばれる斎宮で国家の安寧を祈る役職であり、斎宮跡が明和町で発掘されたことをきっかけに、遺跡の保存や街おこしなどの意味も込めて斎王まつりが実施されている。本記事では斎王役の三田空来さん(文Ⅱ・2年)の活躍や斎王まつり、また開催地である明和町の雰囲気をレポートする。 (取材・松本雄大、撮影・葉いずみ)...
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