第38回大平正芳記念賞特別賞 東大の木宮教授が受賞
公益財団法人大平正芳記念財団は、第38回大平正芳記念賞特別賞を木宮正史教授(東大大学院総合文化研究科)に授与した。木宮教授は専門の国際関係論・朝鮮半島地域研究で、韓国・朝鮮半島に焦点を当てた、第二次世界大戦後の東アジア国際関係史について研究を続けてきた。...
View Article微小小惑星の自転周期明らかに 地球近傍への到達メカニズム解明に期待
紅山仁さん(博士2年)、酒向重行准教授(共に東大大学院理学系研究科)らの研究グループは、地球近くを通過する直径100メートル以下の小惑星を観測し、32天体の自転周期推定に成功したと発表した。地球近傍への小惑星到来のメカニズム解明につながることが期待される。成果は12日付けで『Publications of the Astronomical Society of Japan』(電子版)に掲載された。...
View Articleコロナ感染の代替措置廃止 教養学部長が声明発表
森山工教養学部長は7月28日、前期教養課程のSセメスター・S2タームの試験から、新型コロナウイルス感染が疑われる場合の代替措置を撤廃したことに関する主旨について、声明を発表した。成績の公平性を確保することに主眼がある対応だとし、学生に対して代替措置廃止への理解と協力を求めた。...
View Article【寄稿】東大女子ホッケー部・女子サッカー部 学部1・2年女子向けに運動会を開催!
8月9日に東大女子ホッケー部と女子サッカー部が合同で、東大の学部1・2年を対象とした女子運動会を開催します。期末試験の勉強で運動不足なりがちな時期。身体を動かしてリフレッシュしてみてはどうでしょうか。運動会の内容や、女子ホッケー部と女子サッカー部の部活動内容について寄稿してもらいました。(寄稿=倉田七海、東京大学運動会ホッケー部女子) 8月9日(火)に開催 ホッケー体験・サッカー体験も!...
View Article学生、コロナ欠席で単位不認定を主張 学部は「一方的」と反論
杉浦蒼大さん(理III・2年)が8月4日、文部科学省で記者会見を開き、新型コロナウイルスに感染して授業を欠席したところ授業の補講が認められず、留年を余儀なくされたと主張し、救済措置を求めた。...
View Article工学部、「メタバース工学部」を設立 学生、社会人に教育プログラムを展開
東大大学院工学系研究科・工学部は7月21日、「メタバース工学部」の設立を発表した。学部生や大学院生だけでない全ての人を対象に、産学の連携で最新の工学や情報学に関するオンライン中心の教育プログラムを提供し、DXを推進できる人材を育成する場のダイバーシティー実現を目指す。...
View Article教養学部長 東京新聞へ抗議文を送付
森山工教養学部長は8月5日、「東京新聞」に抗議文を送付し、訂正と謝罪を公式に求めた。同紙が新型コロナウイルス感染症に伴う欠席により単位が不認定になったとし、救済措置を求める前期教養課程の学生に関して一方的な報道を行ったと主張している。 文書中で森山学部長は、東京新聞が8月1日付で掲載した「感染し単位不認定...
View Article単位不認定の学生 学部発表の抗議文に異議
杉浦蒼大さん(理Ⅲ・2年)は8月6日、自らが主張する新型コロナウイルス感染に伴う単位不認定に関する説明サイトを開設した。森山工教養学部長による抗議文に対する声明を掲載し、抗議文の内容に異議を唱えた。報道機関に公開した文書、成績状況の詳細も公表した。...
View Article前期教養課程 成績の取り違えのミス発覚
教養学部は8月8日、東京大学新聞社の取材に対し、前期教養課程の成績評価で他人の点数が誤って入力される取り違えのミスが発生したことを認めた。ミスが発生した学生の成績については、既に修正が行われている。...
View Article「採点者からの報告段階でミス」 取り違えの詳細回答
教養学部は8月8日、東京大学新聞社の取材に対し、前期教養課程で起こった成績評価取り違えのミスに関する詳細を明かした。取り違えが発生した理由について、採点者からの報告段階でミスがあったと回答した。 関係する学生に対しどのように説明を行ったかに関しては、成績確認申請が行われても科目担当教員から詳細を説明する取り扱いにはなっていないと答えた。...
View Article皮膚に貼るだけで迅速に新型コロナウイルスを検出できるパッチの開発
金範埈教授(東大生産技術研究所)、鮑蕾蕾(東大大学院工学系研究科博士3年)らは、皮膚に貼るだけで体液から新型コロナウイルスの抗体検出ができるパッチ型デバイスを開発した。小型かつ無痛で、高感度で迅速に検査でき、他の感染症への応用も期待されている。成果は22年7月1日付の『Scientific Reports』のオンライン版で公開された。...
View Article生研、埼玉県教育委と理数教育で連携協定
東大生産技術研究所(生研)は7月19日、埼玉県教育委員会と県立高校での理数教育や生徒の探究活動を進める連携協力協定を締結した。生研の所長室で締結式が行われ、髙田直芳埼玉県教育委員会教育長や岡部徹・生研所長ら計6人が出席した。...
View Article現役東大生2人が始めた「おすすめ」を売る本屋とは
東大在学中の小澤俊介さん(経・3年)と多賀陽平さん(育・3年)は2月、下北沢である本屋を始めた。その名は「本屋余白」。聞けばそこはお客さんからおすすめされた本を仕入れて販売する本屋だという。本屋余白を始める至ったきっかけや今後の展望について2人に話を聞いた。(取材・安部道裕) 最大のビジョンは「心にゆとりを持ってもらう」 ──どんな本屋ですか...
View Article【東大野球】春季リーグ総括前編 バットを振らずに生み出すチャンス
春のリーグ戦で0勝 10 敗2分で 49 季連続リーグ最下位に終わった硬式野球部。しかし、早稲田大学を相手に史上初となる2戦連続の引き分けに持ち込んでみせるなど、一筋の光が差し込んだ場面も少なくはなかった。来季こそ悲願の最下位脱出を達成するために、欠けているラストピースは何か。今回は攻撃面に焦点を当てて探ってみる。(執筆・清水央太郎) 主砲の穴は埋まったのか、どう埋めたのか...
View Article東京オリンピック、国民のスポーツ実践に影響せず
鎌田真光講師(東大大学院医学系研究科)らの研究グループは、東京2020オリンピックをきっかけとした国民のスポーツ、運動実践の変化は確認されなかったと発表した。スポーツの普及には関係機関が一体となり戦略的に取り組む必要があるとの考えを述べている。成果は、8月6日付でInternational Journal of Behavioral Nutrition and Physical...
View Article「海事デジタルエンジニアリング」社会連携講座開設、サステナブルな海上物流を実現
日本郵船グループのMTIとジャパン マリンユナイテッド、三菱重工グループの三菱造船、古野電気、日本無線、BEMAC、日本海事協会(および子会社NAPA...
View Article【東大CINEMA】『シン・ウルトラマン』 「美しい」特撮映画
シン・ゴジラの衝撃から約6年。日本アカデミー賞の7部門で受賞した異端作を作り出した庵野秀明氏、樋口真嗣氏が再び世に送り出した作品が『シン・ウルトラマン』である。2021年夏に公開予定だったものの、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、公開延期に。満を持して2022年5月13日に公開された。...
View Article【研究室散歩】@統計力学 福島孝治教授 何を考えてもいいサイエンス?
無限大の世界の物理学 幼児はどのようにして言語を獲得するのか? 鉄が磁石にくっつくのはなぜか? 脳はどのようにして記憶を想起するのか? タンパク質の複雑な立体構造はどうやって形成されているのか? これらの問題は一見関係ないように思えるが、実は全て統計力学という手法でアプローチできるという。...
View Article成績評価の確認申請「制度見直しせず」 教養学部回答
教養学部は8月16日、前期教養課程で開講されている基礎生命科学実験で発生した成績評価取り違えのミスに関して、東京大学新聞社の追加取材に回答した。成績評価に疑義があったとしても、単位が認定された学生は訂正の機会が与えられない現行の制度について、教養学部は見直す余地はないなどと回答した。...
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