劇評の大家・渡辺保さんに聞く 「市川團十郎」とは何か
昨年11月、13代目市川團十郎が誕生した。コロナ禍で席数を減らし業績も低迷していた歌舞伎座が、襲名を受けて息を吹き返している。「市川團十郎襲名」とは何がそれほど特別なことなのだろうか。「市川團十郎」とは、「市川宗家」とは一体何なのか。歌舞伎劇評の大家として知られ、東大でも教壇に立っていた渡辺保さんに、歌舞伎と聞いて縁遠く感じてしまう人に向けて解説してもらった。(取材・宮川理芳)...
View Article意外と知らない東大駒場生協食堂と購買の豆知識 人気メニューは? 入荷の基準は?
新入生にとっては東大に入学して間もないこの時期、キャンパスについてまだまだ知らないことも多いのでは?...
View ArticleCRISPR―Cas酵素の祖先TnpB 立体構造が明らかに
中川綾哉さん(博士課程・研究当時)、平野央人特任助教、大村紗登士さん(修士課程・研究当時)、濡木理教授(いずれも東大大学院理学系研究科)はCRISPR-Cas酵素の祖先タンパク質TnpBの立体構造を決定した。成果は4月6日付の英国科学雑誌『Nature』に掲載された。 CRISPR(Clustered Regularly Interspaced Short Palindromic...
View Article【100行で名著】「ふり」はいつしか本当に? でこぼこステップファミリー 宮部みゆき『ステップファザー・ステップ』
ミステリの名手・宮部みゆきが描く「ステップファミリー」小説の金字塔である本作。...
View Article【寄稿】軟式野球部連載⑨ 春季リーグ第3戦 好機生かせず立大に惜敗
駒場Iキャンパスの野球場で練習を積む東大軟式野球部。早稲田大学、慶應義塾大学、明治大学、立教大学、法政大学の各軟式野球部とともに東京六大学軟式野球連盟に所属している。過去には優勝も経験しているが、22年秋季リーグ戦では6位と悔しい結果に終わった。今回は、逆襲を図る23年春リーグ戦での奮闘について寄稿してもらった。(寄稿=横山秀太・東京大学運動会軟式野球部) 軟式野球部春季リーグ第3戦...
View Article【六大学野球】早大戦 2戦続けて力負け
硬式野球部(東京六大学野球)は4月16、17日、早稲田大学とリーグ戦を戦い、1回戦は1―9、2回戦は14―1で敗れた。初戦はエラーをきっかけに流れを失い、2戦目は終盤に2イニング連続で大量失点を喫した。(取材・清水央太郎、新内智之、天川瑞月) 1回戦:酒井捷の本塁打も空砲 相手先発加藤に完投許す 東大|000100000|1 早大|00401022 ×|9...
View Article4月から学内でのマスク着用が任意に 新入生「様子見る」「周囲が外したら外す」が約77%
東大新型コロナウイルス対策タスクフォースは3月22日、マスクの着用について4月1日からは個人の判断を基本とする方針を打ち出した。文部科学省(文科省)の決定に即した対応となる。東京大学新聞社は新入生アンケートでマスクの着脱をめぐる新入生の考えを聞くとともに、東大の各行事などのマスクの着脱をめぐる動きを追った。(構成・清水央太郎) 授業担当の教員が着用求めることも...
View Articleアカハラ行為で教員に懲戒処分 2週連続で発表
東大は3月20日、アカデミックハラスメントを行ったとして、教授(60代)に停職1カ月の懲戒処分を下した。4月14日に本部広報課が発表した。同様の理由で大学院准教授(50代)に対し3月7日付で停職2カ月の懲戒処分を下していたことを4月21日に発表。アカデミックハラスメントによる懲戒処分が2週連続で発表された。 助言や指導を求める大学院学生に応答せず...
View Article【寄稿】軟式野球部連載⑩ 春季リーグ第4戦 早大に引き分け連敗止める
駒場Iキャンパスの野球場で練習を積む東大軟式野球部。早稲田大学、慶應義塾大学、明治大学、立教大学、法政大学の各軟式野球部とともに東京六大学軟式野球連盟に所属している。過去には優勝も経験しているが、22年秋季リーグ戦では6位と悔しい結果に終わった。今回は、逆襲を図る23年春リーグ戦での奮闘について寄稿してもらった。(寄稿=横山秀太・東京大学運動会軟式野球部) 軟式野球部春季リーグ第4戦...
View Article次の「東大出身直木賞作家」は君だ 小川哲さんインタビュー
第 168 回直木賞を『地図と拳』(集英社)で受賞し、今最も注目される作家の一人・小川哲さん。時に「学者肌的」と形容されるその作風は、東大大学院で研究者を志し博士課程まで進んだ経歴と関係がありそうだ。東大で過ごした時間は執筆にどのように影響を及ぼしているのだろうか? 極めて魅力的だと評されるキャラクターの数々はどのようにして生み出されるのか?...
View Article「お前、頑張ってないよ」の言葉で再起 東大から理Ⅲを再受験
SSS Educationの自習室前で合格報告をする大久保さん(写真は大久保さん提供) 1年間の浪人生活を経て、2020年に理Ⅱに入学した大久保友貴さん。進学選択で法学部に進学したが、休学して東大を再受験。この春から理Ⅲの新入生として、新たな学生生活をスタートさせた。再受験を決意した理由や、受験生時代の話について聞いた。(取材・松崎文香) 「頑張れなかった」浪人・駒場時代...
View Article【新入生アンケート2023 ①受験】共通テスト難易度予想「易化」「前年並み」ともに42%
東京大学新聞社は3月28、29日、東大の春期新入生を対象にアンケートを実施し、2820人から回答を得た。アンケートは毎年新入生が入学する時期に行っており、受験や大学生活、進路への意識や社会問題への賛否などを質問している。昨年との比較などから、今年の傾向を分析した。(本文中の割合は小数第1位を四捨五入) (構成・高橋柚帆) 出身地・出身高校...
View Article【キャンパスのひと】強く優しいヒーローを目指して 青山洋祐さん(法・4年 *学年は2022年度のもの)
大好きなバンド「UVERworld」の生誕ライブで(写真は青山さん提供) 困っている人への協力意思を示すマーク「マゼンタ・スター」を広めるEMPOWER Projectに1年次から所属。協力する相手を属性で限定したり、当事者から協力を求めることを前提としたりするのではなく、困っている全ての人のニーズを協力者が引き出せる社会を目指す。「素敵なメンバーと同じ目標に向かい熱中してきました」...
View Article【寄稿】ラクロス部男子 新人戦全国大会で惜しくも準優勝
第1回ラクロス全日本学生新人選手権大会が3月16~18日に岡山県で開催された。東大ラクロス部男子は関東代表校として出場し、準優勝を果たした。全国の舞台で堂々たる結果を残したラクロス部男子に、今大会について寄稿してもらった。(寄稿=ラクロス部男子・米今咲喜)...
View Articleコロナ活動制限 レベル引き下げ「平常通り」へ
東大は4月28日、5月8日以降の新型コロナウイルス感染拡大防止のための活動制限指針レベルについて「レベルA」から「S」に引き下げる方針を示した。駒場Ⅰキャンパスの警戒ステージも同日以降「イエローⅠ」から「グリーン(平常通り)」へ緩和し、基本的な感染対策の実施は継続を求めつつも、ともに活動制限の段階を最も低いものとし、実質的に制限を撤廃する形となった。...
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