18年度東大推薦入試 出願者は微増の179人 45都道府県から出願者あり
東大は13日の記者会見で、2018年度推薦入試の出願状況を発表した。100人程度の募集人員に対し出願書類の受取通数は全学部合計で179人で、17年度最終出願者数に比べ6人の微増。東大の担当者によると45都道府県155校から出願があり、初めて出願者を出した高校は65校だった。...
View Article【東大2018③】東大教員の受験体験記 浪人は努力を学んだ、かけがえない1年
起こってしまった失敗の原因を追究して生かす学問「失敗学」の研究や著書で知られる畑村洋太郎名誉教授は、1960年に東大理科Ⅰ類に入学。しかし前年の59年にも受験しており、畑村名誉教授自身も一度の受験失敗を経ての入学だった。受験から半世紀以上たった今、畑村名誉教授の胸にはどのような受験期の思い出が去来しているのだろうか。 ――1年目の受験についての思い出を教えてください...
View Article【ミス&ミスター候補者図鑑】駒場祭3日目開票 栄冠は誰の手に
今年で20周年を迎えるミス&ミスター東大コンテスト。駒場祭最終日の26日午後2時30分からグランドフェスティバルステージで特技披露などが行われ、インターネット上と当日の投票でグランプリと準グランプリが決まる。栄冠を手にするのは誰か。活動の集大成を迎える候補者たちの素顔や魅力に迫った。 (数字はエントリーナンバー。ミス候補4番の久多良木麻琴さんは出場を辞退した) ミス東大① 谷山響さん(理Ⅱ・1年)...
View Article【東大2018④】東大受験における首都圏と地方の違いとは?
東大には毎年、全国各地から文理合わせて約3000人が入学する。東京大学新聞社が学部入学者向けに毎年実施しているアンケートによると、入学者の出身地は東京都の約1000人をはじめ、大きな割合を首都圏が占めていることが分かる。首都圏と地方では、東大受験に関してどのような認識の違いがあるのだろうか。首都圏の進学校・通信教育業界の関係者の話から迫った。 首都圏の東大受験とは 特別でない「東大受験」...
View Article『東京大学新聞』と『帝国大学新聞』で振り返る駒場キャンパスの80年
多くの人が訪れる駒場祭。その会場である駒場キャンパスには教養学部があり学部生だけでも6千人以上の学生が通う。敷地面積は約35万㎡で本郷キャンパスの約55万㎡には及ばないものの、独自の歴史と伝統を誇る。その駒場Ⅰキャンパスの建物に焦点を当て、『東京大学新聞』とその前身『帝国大学新聞』から、あまり知られていない歴史を探ってみた。...
View Articleホッケー男子 4季ぶりの1部復帰が決定 学習院大との入替戦に勝利
ホッケー部男子(関東学生2部リーグ)は11月25日、1部8位の学習院大学と秋季リーグ1部2部入替戦を戦い、6―2で勝利した。今季はリーグ戦・順位決定トーナメントを合わせて6戦全勝で閉幕。来季は2016年春季リーグ以来4季ぶりに1部でシーズンを迎える。 1部昇格を決め、喜ぶ部員たち(撮影・児玉祐基) 東 大|24|6 学習院大|02|2...
View Article【東大2018⑤】集合知を支え得る歴史像を 加藤陽子教授に聞く歴史学の面白さ
「戦争に突入したのは軍部と為政者が悪かったから」などと、時に単純化して語られることもある日本の近現代史。ベストセラー『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』(朝日出版社)などで知られる加藤陽子教授(人文社会系研究科)は、一貫して20世紀日本の軍部と外交の実際の姿に迫ってきた。加藤教授に、歴史学のスリリングな一面や学問の面白さを聞いた。 モダンな日本と軍国日本―その総体を史料から描く...
View Article【東大PEAKに迫る①】PEAK生が語る、制度の利点・欠点とは?
PEAK(ピーク)について、どのくらい知っているだろうか? PEAKが比較的新しい制度であることや人数が少ないことが影響してか、東大生の中でもPEAK制度の理解は進んでいないように思われる。今回はPEAK生への取材を通し、PEAKの利点・欠点について考えていきたい。 (取材・宮路栞) そもそもPEAKとは? PEAKとはPrograms in English at...
View Article【東大2018⑥】防災は受験勉強と似ている 廣井悠准教授に聞く都市防災の面白さ
2011年に起きた東日本大震災では津波などの自然災害だけでなく、帰宅困難現象など大都市特有の災害も発生した。その時にいち早くデータを取るなど、都市防災の研究を精力的に進めているのが廣井悠准教授(工学系研究科)だ。災害と「たたかう」廣井准教授の研究に迫った。 震災直後、若手研究者として何をすべきか悩みました ――都市防災とは、具体的にどのような研究をしているのですか...
View Article【世界というキャンパスで】額田裕己さん③ 絶景を背にして湖畔を快走
卒業後に僕がまず向かったのは南島の南の果て(正確にいうと最南端ではないのだけど)クイーンズタウンだった。そこで11月に開かれるクイーンズタウン国際マラソンにボランティアとして参加するためである。またニュージーランドを縦断するにもはるか南のその都市はスタート地点として好都合だった。ちなみにニュージーランドは北島と南島の二つに分かれており、僕が語学留学で滞在していたオークランドは北島の北部にある。...
View Article【初年次ゼミナール特集企画】受講学生の生の声 初ゼミが与えた影響とは
2015年度から開始した東大前期課程での少人数授業、「初年次ゼミナール(初ゼミ)」。その魅力や改善点を中心教員に聞いた前回に引き続き、特集2回目の今回は学生たちに実際に授業を受けてどのように感じたかを取材した。 初年次ゼミナール理科 (写真は増田建教授提供) 地底の謎を探る 鈴木庸平准教授(理学系研究科)...
View Articleアメフト 最終戦敗れ4位で閉幕 4連勝後に3連敗でチャレンジマッチならず
アメリカンフットボール部(関東学生1部リーグBIG8)は12月3日、チャレンジマッチ進出を懸けたリーグ戦最終戦を横浜国立大学とアミノバイタルフィールドで戦い、7―19で敗れた。東大は初戦から4連勝スタートで昨年度に続いてのチャレンジマッチ進出が期待されたが、あと一歩及ばず今季を終えた。 今季リーグ戦全試合を終え、選手たちは観客にあいさつをした(撮影・小田泰成) 東 大|0700|7...
View ArticleQSアジア大学ランキング発表 東大は昨年同様13位
英教育機関クアクアレリ・シモンズ(QS)社は10月、最新版アジア大学ランキングを発表し、東大は09年の開始以来最低となった昨年と同じ13位だった。「学術評価」と「企業評価」では昨年に引き続き100点を取ったが、「外国人教員率」や「受け入れ/送り出し交換留学生率」など国際化の面での低評価が目立ち、上位校との差につながった。...
View Article【著者に聞く】21世紀のアニメーションがわかる本 アニメは「私たち」の時代へ
『21世紀のアニメーションがわかる本』 土居伸彰著、フィルムアート社、税込み1944円 昨年は『君の名は。』を筆頭に日本でアニメーション映画が盛り上がりを見せた年だった。本書によれば、この映画は21世紀のアニメを理解する上で象徴的な作品であるという。アニメが現代的にどう変化しているのか、鋭い分析を行った本書は新しい「アニメーション入門書」だ。 ◇ 土居伸彰さん(ニューディアー代表)...
View Article国立大学法人評価 一部項目に低評価 論文不正など響く
文部科学省は11月21日、国立大学法人などが2016年度に実施した業務実績の評価を公表し、東大は論文不正問題や情報セキュリティーを脅かす事案の発生が問題視され、「その他業務運営」で全国唯一となる「遅れている」の評価を受けた。他の項目は全て「順調」以上の評価を受け、15年度同様「『法人の基本的な目標』に沿って計画的に取り組んでいる」とされた。...
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