【地域の顔 本郷編】本郷消防団第三分団
(左から)中嶋さん、西脇さん、鈴木さん 自分の場所は自分で守る 本郷キャンパスの正門から150mほど西に進んだ先に、本郷消防団第三分団本部の建物が見える。本郷キャンパスは本来第一分団の管轄だが、工学部周辺が現場となる時は、距離の近い第三分団が出動することもあるそうだ。...
View Article生殖細胞のゲノムを守る「piRNA」産生を試験管内で再現
泉奈津子助教(定量生命科学研究所)らは、生殖細胞のゲノムを守る小さなRNA「piRNA」の前駆体が、RNA切断因子「Zucchini(ズッキーニ)」の働きで産生される過程を試験管内で正確に再現することに成功した。さらに詳しい解析により、Zucchiniの塩基配列上の切断ルールを解明。成果は1月29日付の英科学誌『ネイチャー』に掲載された。...
View Article先端科学技術研究センターにて物流3社が講義開始へ 「高度物流人材」育成目指す
ヤマトホールディングス、SBSホールディングス、鈴与の3社は1月24日、先端科学技術研究センターの先端物流科学寄付研究部門で、4月から工学系の大学院生に向けた講義を開始すると発表した。同研究部門は昨年7月、3社の寄付により設置されていた。...
View Article日本学術振興会 育志賞に東大生4人 有望な博士課程学生を表彰
日本学術振興会は1月28日、学術研究発展への寄与が期待される博士課程学生を顕彰する「日本学術振興会 育志賞」の第10回受賞者18人を発表し、東大からは4人が選ばれた。受賞者には賞状、メダルと学業奨励金110万円が授与される。授賞式は3月4日に日本学士院で開催される予定だ。...
View Article液体の水の中には2種類の構造が存在
シー・ルイ特任研究員、田中肇(はじめ)教授(共に生産技術研究所)は1月30日、液体の水の中に2種類の構造が存在する直接的で決定的な証拠を発見したと発表した。1世紀以上続く論争に終止符を打つ鍵となる可能性がある。...
View Article宇宙の生命誕生 現実的なシナリオを発見
戸谷友則教授(理学系研究科)は、宇宙の中で非生物的な現象から生命が誕生する、これまでで最も現実的なシナリオを見いだした。シナリオが正しければ、将来地球外生命を発見する確率は極めて低いと予想される。成果は3日付の英科学誌『サイエンティフィック・リポーツ』に掲載された。...
View Article社会変化に合わせた対応を 選択的夫婦別姓導入の障壁とは
国会での議論も話題になった選択的夫婦別姓。容認を求める声が上がっている一方、別姓による悪影響を懸念する反対意見も根強く、同姓を定めた民法750条が改正されるには至っていない。日本ではなぜ同姓が定められているのか。別姓が認められることは家族の在り方にどのような影響を与えるのか。法律と家族社会学の専門家に話を聞いた。 (取材・中村潤) 市民の声を政治に...
View Article大学観光の課題と可能性 観光地化する本郷キャンパス
本郷キャンパスには、多くの観光客が訪れる。大学は社会に開かれた場所であるべきという声がある一方で、過度な観光客の増加は弊害を生みかねない。当事者である学生にアンケートを実施した他、観光学の専門家2人に話を聞いた。 (取材・大西健太郎) 中国では人気の大学訪問...
View Article学部留学生の相談相手が不在か 学生生活実態調査の結果公表
東大は、2018年に学部生を対象に実施した学生生活実態調査の結果を昨年12月1日付で公表した。今回の調査では従来の日本人学部生・国内に生活拠点を持つ外国籍学生への調査に加えて、東大の学部に留学している学生向けの調査を初めて実施。学部留学生の生活の特徴が浮かび上がるとともに、日本人学部生の学生生活との違いが明らかになった。...
View Article【研究室散歩】@生物物理学 澤井哲教授 粘菌から迫る生命の普遍性
人間の体は一つの受精卵に始まり、多数の細胞に増殖・分裂してさまざまな器官を形成してゆく。細胞たちがどのように協調し、このような現象を実現するかは謎に満ちている。澤井哲教授(総合文化研究科)は実験と理論の両面から細胞の集団運動を研究している。...
View Article【世界というキャンパスで 分部麻里(文・4年)東南アジア編⑧】バンコクでの新生活の始まり
【前回までのあらすじ】 カンボジア・シェムリアップにあるスパでのインターンシップを終えた。タイでの留学に向け、学生ビザを取るためにラオスへと向かった。 ◇...
View ArticleTake a Walk through Todai’s Campuses with Dr. Thurgill #6 The Mathematics...
We, without doubt, lay ourselves in “places,” which, if we heed the specialty of things therein orthe history therewith, appear to us as having a variety of meanings. In this serial article, we aimto...
View Article【キャンパスのひと】中嶋理沙(なかじま・りさ)さん(文Ⅲ・2年)
野球への愛を胸に 運動会硬式野球部でマネジャーを務める。広報や会計など、チームを陰で支える立場だ。「地味な仕事ですが、選手の頑張る姿を見るとやる気が出ます」。現在、マネジャー業をしてくれる人を募集中だという。「試合に勝ったときの喜びはひとしおです。ぜひ一緒に体験してみませんか」...
View Articleオリ委員会、オリ合宿の中止を発表 新型コロナウイルス感染拡大を受けて
東大の新入生歓迎行事の企画・指導・調整を実施している、教養学部オリエンテーション委員会(オリ委員会)は2月29日、新入生がクラスの親睦を深める「オリ合宿」を中止すると通知した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けての措置だという。...
View Article東大、学位記授与式と卒業式は規模を大幅に縮小して開催へ 新型コロナウイルス感染拡大を懸念
東大は3月4日、2019年度学位記授与式(3月23日)と2019年度卒業式(同24日)について、規模を大幅に縮小の上実施すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を懸念し、大勢の出席者が集まることによる感染拡大を防ぐため。両式典は、本郷キャンパス大講堂(安田講堂)で開催される。...
View Article東大、サウジアラビアの財団と支援組織設立
東大は2月14日、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子が設立したMiSK財団MiSK Initiative Center(MIC)と共同でMbSC2030を設立するための了解覚書を締結したと発表した。同日行われた調印式には、五神真総長、MICのバデル・アル・アサーケル会長、ナーイフ・アル・ファハーディ駐日サウジアラビア大使の3人が出席。3人は了解覚書に署名した。...
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