サーギル博士と歩く東大キャンパス⑦ オンライン授業【前編】
我々が日々当たり前のように身を置いている「場」も、そこにあるモノの特性やそれが持つ歴史性などに注目すると、さまざまな意味を持って我々の前に立ち現れてくる。この連載企画では、哲学や歴史学、人類学など幅広い人文学的知見を用いて「場」を解釈する文化地理学者ジェームズ・サーギル特任准教授(東大教養学部)と共に、毎月東大内のさまざまな「場」について考えていこうと思う。第7回の考察対象は、オンライン授業だ。...
View Article【キャンパスのひと】大塚遥輝(おおつか・はるき)さん(文Ⅰ・2年)
悩んだ末に得た決意 実業家の父を持ち、自分も学生の間に事業をと心に決め東大へ。しかし授業が面白くなく、大学を辞めると実家の家族に伝え、引き留められたほどだったという。...
View Article建築家・隈研吾教授が振り返る東大での教員生活【退職記念インタビュー前編】
昨年度で東京大学を退職した隈研吾教授(工学系研究科)。国立競技場や高輪ゲートウェイ駅の設計に携わるなど、ますます注目を浴びる希代の建築家に、教員生活を振り返るとともに最終講義や本郷キャンパスの自作について語ってもらった。 *本記事の取材は2020年2月26日に行われました。 (取材・大西健太郎 撮影・西丸颯) 後編はこちら! 2009年、東大に着任...
View Article建築家・隈研吾が教える、世界的に活躍するための秘訣【退職記念インタビュー後編】
昨年度で東京大学を退職した隈研吾教授(工学系研究科)。国立競技場や高輪ゲートウェイ駅の設計に携わるなど、ますます注目を浴びる希代の建築家に、仕事をする中で考えていることや、東大生へのメッセージを語ってもらった。 *本記事の取材は2020年2月26日に行われました。 (取材・大西健太郎 撮影・西丸颯) 前編はこちら! 世界的建築家が、世界中を旅しながら考えていること...
View Article新型コロナ ネコの間で容易に感染 明確な症状は出ず
河岡義裕教授(東大医科学研究所)らは13日、新型コロナウイルスがネコの間で容易に感染し広がる可能性があることを明らかにしたと発表した。...
View Article生協実施アンケート 学部生の半数が経済面に不安
東京大学消費生活協同組合(東大生協)は19日、新型コロナウイルス感染拡大を受けて4月下旬に実施した、学生の生活実態に関するアンケートの結果速報を発表した。回答した東大の学部生の約半数が経済的な不安を感じていること、学部2〜4年生の約7割が所属するサークルなどで十分に新入部員を獲得できていないことなどが明らかになった(図1)。...
View Article駒場Ⅰキャンパス 仮設体育館解体へ 新体育館は竣工済み
東大教養学部は1日、駒場Ⅰキャンパスの正門横にある仮設体育館の解体工事を12日から開始すると発表した。18日には東大の施設部計画課への取材により、新体育館が4月30日に竣工していたことが確認された。...
View Article産学協創 日本ペイントHDと持続可能な社会の実現へ
東大は19日、日本ペイントホールディングスと産学協創協定を18日に締結したことを発表した。協定に基づく取り組みとして、コーティング技術に関する共同研究などを実施する社会連携講座「革新的コーティング技術の創生」の設置が決定された。協定期間は2025年までの5年間で、規模は10億円。...
View Articleコロナに揺れる日本経済 東大教員が分析する今までとこれから
新型コロナウイルスによる混乱の中、医療だけでなく経済における対策も肝要となる。日本政府は経済対策を講じているものの、国民の不満の声も少なくなく、SNSではさまざまな意見が飛び交っている。経済を専門にする東大教員はこれまでの経済政策をどう評価するか、またアフターコロナの日本経済をどのように推測するのか取材した。 (取材・本多史) 経済対策、脆弱な労働者へ...
View Article【キャンパスのひと】豊岡正梧(とよおか・しょうご)さん(文Ⅰ・2年)
のほほん平和主義者 和歌山、大阪、京都で育った生粋の関西人。しかし「あまり押しが強くないから関西人ぽい性格ちゃうかも」と穏やかに笑う。争い事は嫌いで平和が好き。友人からもよく「ピースメーカー」と呼ばれるのだとか。...
View Article総長選考、日程を変更 就任予定者決定は変わらず
東大は5月20日、本年度実施される総長選考の日程を変更すると発表した。新型コロナウイルス感染症の流行状況を考慮した判断。就任予定者が決まるのは当初示された10月2日のまま変更されていない。 今回日程が変更されたのは、教授会構成員らから成る代議員会、学内外の委員から成る経営協議会による第1次総長候補者の推薦決定日。それぞれ6月9日から7月7日、6月24日から7月22日に日程が変更となった。...
View Article【はじめての東大新聞】〜地方からの東大進学を考える〜⑤逆境を克服して東大合格を手に入れた方法とは?
地方から東京大学に合格することは楽ではありません。昨年の春に東大新聞が全新入生を対象に行ったアンケートでは、関東出身者だけで2019年度合格者の約57%を占めました。良質でレベルの高い授業を受けられる関東地方に比べ、東大からも遠く情報も得にくい地方からの東大受験はやや不利であるかも知れません。...
View Article【各学部4年生に聞く 学生生活紹介】⑤理Ⅰ→理学部、理Ⅱ→農学部
各学部の4年生に進学の理由や学部での授業、生活について話を聞き、ウェブサイトやパンフレットだけでは知ることのできない生の声を紹介する。今年は対面での学部ガイダンスが中止され、特に情報を得る機会が少ない。どの学部や学科に進むか決めきれていない人はぜひ参考にしてほしい。(時間割は3年次のもの) ・理Ⅰ→理 天文学科 黄 天鋭(こう たかとし)さん 理論よりも観測を重視...
View Article【キャンパスのひと】河野麗(こうの・うらら)さん(工・4年)
目指すは空の向こう NASAの学生向け研修プログラムに1年次から参加。宇宙開発の会社に関するアイデアを発表した。ジョンソン宇宙センターでは「アポロ計画で使われたロケットが格好良かったです」。宇宙飛行士やエンジニアとの交流からも刺激を受け、宇宙探査に携わりたいと思い始めたという。...
View Article【各学部4年生に聞く 学生生活紹介】⑥理Ⅰ→薬学部、理Ⅲ→医学部
各学部の4年生に進学の理由や学部での授業、生活について話を聞き、ウェブサイトやパンフレットだけでは知ることのできない生の声を紹介する。今年は対面での学部ガイダンスが中止され、特に情報を得る機会が少ない。どの学部や学科に進むか決めきれていない人はぜひ参考にしてほしい。(時間割は3年次のもの) ・理Ⅰ→薬 薬科学科 佐伯 英(さえき すぐる)さん 実生活にも役立つ実習...
View Article【研究室散歩】@歴史学 大塚修准教授 歴史の書かれ方を探る
ペルシア語文化圏の歴史書やその写本を研究する大塚修准教授(東大総合文化研究科)。現在研究分野に進んだ経緯やイラン留学時の体験、研究の意義、学生へのメッセージなどを聞いた。 (取材・中村潤) 大塚 修(おおつか・おさむ)准教授 (東京大学大学院総合文化研究科) 12年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。東洋大学文学部助教などを経て18年より現職。...
View Article「教養」、身に付いてますか? 駒場のリベラルアーツを考える
東大に入学した学生は1、2年生の間、教養学部前期課程に所属した上で、進学選択を経ておのおの専門の学部や学科などに進む。前期教養課程でのリベラルアーツ教育を謳う東大だが、リベラルアーツ教育は目的通りに機能しているのか。駒場での2年間を最大限に生かすにはどうすればいいのか。現・元東大生や、学生時代東大生の授業態度に問題意識を持ち「面白い授業紹介冊子」を発行したジャーナリストの中野円佳さんに話を聞いた。...
View Article