東大、大学債発行評価でサステナブルファイナンス大賞受賞
環境金融研究機構(RIEF)は12月15日「第6回サステナブルファイナンス大賞」に東大を選出した。10月に日本の国立大学で初めてソーシャルボンド(社会問題解決に貢献する目的で発行される債券)として大学債を発行し、資金調達を行ったことが評価された。...
View Article東大教員に聞く、新型コロナと2021年 人文&心理編
2020年に世界を震撼させた新型コロナウイルス感染症は、医療分野だけでなく教育や情報テクノロジーなどさまざまな分野で問題を浮き彫りにした。21年にはどのような発展が見込まれ、我々はどのように対応していくべきなのだろうか。人文・心理分野の研究者に聞いた。 (取材:鈴木茉衣・松崎文香) 科学と社会の架け橋に...
View Article東大教員に聞く、新型コロナと2021年 都市工学編
2020年に世界を震撼させた新型コロナウイルス感染症は、医療分野だけでなく教育や情報テクノロジーなどさまざまな分野で問題を浮き彫りにした。21年にはどのような発展が見込まれ、我々はどのように対応していくべきなのだろうか。都市工学分野の研究者に聞いた。 (取材 山崎聖乃) 人を巻き込むまちづくりを 羽藤英二教授(東京大学大学院工学系研究科)...
View Article東大前期教養 来年度Sセメも対面とオンライン併用
東大教養学部は8日、12月25日に公表した前期教養課程における2021年度Sセメスターの授業方針を更新した。20年度Aセメスターと同様にオンライン授業を中心とした開講形態を維持しつつ、一部の授業を対面で実施する予定だ。8日には20年度Aセメスター定期試験を予定通り原則対面で実施することも明らかにした。...
View Article東大医科学研究所、ネコの新型コロナ後遺症長期化を発見
河岡義裕教授(東大医科学研究所)らは、新型コロナウイルスに感染したネコで、無症状でも肺の炎症による長期的なダメージがあったと発表した。感染後回復したネコは、約4週間後に同ウイルスを接種しても感染しなかった。同ウイルスに感染した動物個体への長期的影響の理解に寄与する。成果は7日、米科学誌『エマージング・インフェクシャス・ディジーズ』(電子版)に掲載された。...
View Article東大、オープンキャンパス第2弾を開催 録画動画の配信が中心
東大は1月6日から19日にかけて、オンラインで「高校生のための東京大学オープンキャンパス」の第2弾を開催し、特設サイトで大学や各学部の説明会、模擬講義、学生団体による座談会企画などの録画を配信した。昨年9月の第1弾に引き続いて東大の本郷キャンパス内をオンラインで散策できる「バーチャル東大」も公開した。...
View Article緊急事態宣言の影響は?どうなる大学入試 東大は特段声明を出さず
初の大学入学共通テストは一部都府県で緊急事態宣言発出中という異例の状況下での実施となった。新型コロナウイルス感染症(COVID―19)の感染拡大が収まらない中、各大学の個別試験実施に関しては、先が見通せない状況が続く。入試に対する大学側の対応を整理するとともに、異例の入試に向き合う受験生や高校教員の声から、感染予防に向けて求められている対応を読み解く。 (取材・高橋祐貴=情報は19日午後6時現在)...
View Article【論説空間】米中対立下でルールづくりに奔走するASEAN
トランプ米大統領の下で激化した米国と中国の対立。争いの舞台となった東南アジア諸国は二つの大国に政治、経済両面でどのように向き合ってきたのか。また米国の政権交代後に情勢はどのように変化するのか。東南アジア諸国連合(ASEAN)の研究が専門の鈴木早苗准教授(東大大学院総合文化研究科)の論考だ。 (寄稿) 米中による影響力行使...
View Article【キャンパスのひと】菅田利佳(すがた・りか)さん(文Ⅲ・2年)
自宅の庭で(写真は菅田さん提供) 全ての人に教育の機会を 中学までは盲学校で学び、高校では国際交流科に所属し多くの国際研修に参加するなど人とは少し違う教育を受けてきた。国内外での経験を通して、障がいや社会経済的事情など自分ではどうしようもできない理由により教育を受けられない人をなくしたいと思うように。自身の探求活動をまとめ上げ、推薦入試で教育学部に合格した。...
View Article【サークルペロリ】データサイエンスで新しい視点を! ➡UTT Data
昨年行われた全体会の様子。新型コロナウイルス感染症の流行下ではオンライン開催となった(写真はUTT Data提供) データサイエンスで世界を理解する 自分で論文を書くとき「こんな分析がしたい」と思うものの、データ分析などしたことがなく、どうしていいか分からないという人も多いのではないだろうか。そのような学生の救世主となるサークルがある。UTT...
View Article【キャンパスのひと】国際交流で視野を広げる 熊木雄亮さん(文Ⅱ・2年)
東大の授業にて(写真は熊木さん提供) 多様な交流で視野を広げる 「もともと人とのコミュニケーションが好きで、現在は国際交流に熱中しています」と穏やかに笑う。クラスの留学生の語学力に驚いたことをきっかけに、言語や国際交流に興味を持った。今はスペイン語や中国語を勉強するほか、駒場Ⅰキャンパスで国際交流できるKWSを頻繁に訪れる。「さまざまなバックグラウンドの人との交流を楽しんできました」。...
View Article【加齢現象などの改善に道筋】東大医科学研究所、老化細胞を選択的に除去する阻害剤を同定
城村由和助教や中西真教授(共に東大医科学研究所)らは、老化細胞を選択的に除去する「GLS1阻害剤」が、さまざまな臓器・組織の加齢現象・老年病・生活習慣病を改善させることを証明した。成果は1月15日付の米科学誌『サイエンス』に掲載された。...
View Article20年12月時点の就職内定率 国公立大は87.8% 過去最高の昨年度から1.9ポイント減
文部科学省と厚生労働省は1月15日、2021年3月卒業予定の大学生の就職内定率(12月1日時点)を発表し、国公立大学の就職内定率は過去最高を記録した昨年度から1.9ポイント下がり87.8%だった。私立大学の就職内定率は80.4%となり、昨年度から5.9ポイント下がった。...
View Article【受験生応援】國分功一郎准教授が語る、大学での学びとは
入試本番も目前だ。残り時間を存分に生かすためにも、息抜きに入学後のイメージトレーニングをしてモチベーションを高めたいところ。しかし、そもそも入学後に待っている学びとは一体どんなものなのか。哲学を研究する國分功一郎准教授(大学院総合文化研究科)に取材し、大学の学びの魅力を探るとともに、受験生へのメッセージをもらった。 (取材・桑原秀彰) 自由味わった大学生活...
View Article初の共通テスト、新型コロナ対策の下実施
例年より座席間隔が空けられた受験会場で試験開始を待つ受験生=16日、本郷キャンパス法文1号館法学部25番教室で(撮影・小田泰成)...
View Article【大学運営の研究者に聞く】社会とつながる未来の大学像とは?
2020年は、新型コロナウイルス感染症の影響により大学が急激な変革を迫られた年だった。2021年には、大学はどう変わり、どう変わるべきなのだろうか。国内外大学の教育・研究・運営面の現代的課題を多角的に研究する船守美穂准教授(国立情報学研究所)に、自身の経験と研究の成果を踏まえ今後の大学の在り方について話を聞いた (取材・藤田創世) 船守美穂(ふなもり・みほ)准教授(国立情報学研究所)...
View Article【旧制高校から考える】「カレッジ」で徹底したリベラル・アーツを
東大教養学部は前身の旧制第一高等学校(旧制一高)が戦後に改組され、誕生した。旧制一高を含む旧制高校でのリベラル・アーツ教育はいかなるものであったか。そして、現在の東大、日本の大学の課題とは何か。大学論に関する著作を多く持つ吉見俊哉教授(東大大学院情報学環)に聞いた。 (取材・桑原秀彰) 行き場失った旧制高校 「本郷にある学部の英語名称は『ファカルティ』(Faculty of...
View Article【受験生応援】藤垣裕子教授が語る、学問の魅力とは
入試本番も目前だ。残り時間を存分に生かすためにも、息抜きに入学後のイメージトレーニングをしてモチベーションを高めたいところ。しかし、そもそも入学後に待っている学びとは一体どんなものなのか。哲学を研究する國分功一郎准教授(大学院総合文化研究科)と、科学技術社会論(STS)を研究する藤垣裕子教授(大学院総合文化研究科)へ取材し大学の学びの魅力を探るとともに、受験生へのメッセージをもらった。...
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