【セミが見た高知④】ふるさと納税の光と影
近頃何かと話題のふるさと納税。 そんなふるさと納税で全国9位、約39億円(平成29年度)もの寄付を集めた自治体がある。人口約3000人の小さな町 奈半利(なはり)だ(東大の新入生は1年間に約3000人、奈半利は全世代で同じ規模なのだからその規模感はなんとなくイメージできるだろうか)。...
View Article東大総長賞受賞者の素顔② 山岸純平さん ~細胞の謎に学際的に挑む~
東京大学総長賞とは、学業や課外活動で業績を挙げ東大の名誉を高めたと認められた東大の個人・団体を総長が表彰するものだ。今回は2018年度受賞者のうち、学業分野で大賞を受賞した山岸純平さん(養・4年=受賞当時)の素顔に迫る。 (取材・武沙佑美、渡邊大祐)...
View Article教員の研究時間割合 02年度より13.6ポイント減
文部科学省が6月26日に公表した「大学等におけるフルタイム換算データに関する調査」の2018年度版で、大学などの教員が研究に使える時間は総勤務時間の32.9%と、02年度比で13.6ポイント減少していることが判明した。調査は02年度以降5〜6年ごとに実施され、研究に使える時間の割合は減少傾向にある。...
View Articleホッケー部男子 1部残留決める 立教大との入れ替え戦に勝利
ホッケー部男子(関東学生1部リーグ)は6月30日、2部2位の立教大学と春季リーグ1部2部入れ替え戦に2-0で勝利し、1部残留を決めた。東大はペナルティーコーナー(PC)の好機で着実に加点した。 東大|1001|2 立大|0000|0 先制に成功し、喜ぶ東大チーム(写真はホッケー部男子提供)...
View Articleニューロテンシン受容体とGタンパク質の複合体構造を解明 薬の副作用軽減
加藤英明准教授(総合文化研究科)らは、Gタンパク質と結合し活性化して多くの生理機能に関与するニューロテンシン受容体(NTSR1)とGタンパク質の複合体構造を解明した。鎮痛剤などの副作用軽減が期待される。成果は6月26日付の英科学誌『ネイチャー』に掲載された。...
View Articleさらなる「タフでグローバル」を求めて【MIT博士課程への進学】
はじめまして。米マサチューセッツ工科大学(MIT)化学科の博士課程3年目に在学中の田主陽と申します。私は2014年に理学部化学科、2016年に理学系研究科化学専攻の修士課程を卒業した後、MITの大学院の博士課程に入学しました。今回は大学院特集号への寄稿ということで、私の日米両方の大学院での経験について書かせていただこうと思います。(寄稿) MITのシンボル的建物の「Great Dome」...
View Article海外大学院留学説明会@東京大学「知は国境を越える」2019年7月21日
「海外の大学院に興味があるが何から準備を始めれば良いか分からない」。こんな悩みを抱える学生も多いのではないでしょうか。今回は、現在米国のマサチューセッツ工科大学に留学中で、海外大学院留学説明会に登壇する田主陽さんに、説明会について寄稿してもらいました。 7月21日(日)、本郷キャンパスの工学部2号館213教室にて、海外大学院留学説明会が開催される。...
View Article中国人記者が見た日中文化の違い 同じ源流それぞれの進化
日本と中国は一衣帯水の隣国だ。しかし伝統的な祝祭や食文化、民族構成などは大きく異なり、共通の文字である漢字についても、両国それぞれの特色が見られる。今回は、中国出身の記者が日本に来て感じた、日中文化の共通点や相違点をまとめた。 (構成:劉妍) 日本の中華料理は「和風」 料理に映る日中の文化...
View Article七大戦 東大6競技終え総合首位 少林寺拳法は8連覇逃す
第58回全国七大学総合体育大会(七大戦)のバスケットボール(男女)、硬式テニス(男女)、少林寺拳法の3種目が6月24〜30日に行われ、東大は30日終了時点で47点の総合首位となった(表)。24日時点で東大は2位の大阪大学に5点差をつけ総合1位だったが、バスケットボールで男女共に6位。しかし、その後の硬式テニスで男子3位、女子1位、少林寺拳法で2位と好成績を収め、首位のまま6月を終えた。 (表)...
View ArticleTeaTime Tech Lab. 2019開催 情報系分野に興味を持ってもらうために
6月8日、六本木ヒルズ森タワーにあるGoogle Japan本社で、TeaTime Tech Lab. 2019が開催された。TeaTime Tech...
View Article2020年度進学選択希望集計 文Ⅰ→法また過去最低 理Ⅰ→工はV字回復
2020年度進学選択の第1段階志望集計表が7月5日に発表された。法学部は文Ⅰからの志望者数が全科類枠設定以降最低を更新し、教育学部はほぼ全てのコースで前年度志望者数を下回った。8月15日〜20日の志望変更期間を経て、8月23日に第1段階の進学内定者が発表される。...
View Article本人の意思に潜む罠 「尊厳死」を再考する
7月3日総務省消防庁の検討部会が、心肺停止に陥った患者のかかりつけ医の判断で、救急隊の蘇生措置中止を認める方針をまとめた。「自宅で最期を迎えたい」「延命治療はしないで」といった声がある中、いわゆる尊厳死の是非や人の死の在り方、自己決定の功罪について検討する。 (取材・安保茂) 自己決定権の危うさ 小松 美彦(こまつ よしひこ)教授 (人文社会系研究科)...
View Article【東大新聞オンラインPICK UP】〜研究編〜 興味の数だけ広がる世界
年に一度、東大が全学部の研究内容を公開し、東大を目指す人に学生や教員と交流する機会を大々的に提供するオープンキャンパス。普段なかなか知ることのできない世界を味わえるこの2日間に、特別な関心や期待を寄せる人も多いだろう。そこで今回は、東大新聞オンラインで過去に公開された記事の中から、東大の興味深い研究に関するものを多分野にわたって紹介する。気になる記事はぜひ本文を読んでみてほしい。...
View Article研究と実社会で示す存在感 知られざる「地学」の魅力に迫る
地震、火山災害の頻発などで地球科学分野の社会的な重要性が増している。また、はやぶさ2の開発などを背景に宇宙科学分野への関心も高まっているといえるだろう。このように地球、宇宙を軸とした科学を学ぶのが「地学」という科目だが、履修する高校生は理科の他科目より少ない。今までに「地学」をあまり学べなかったと感じている学生もいるのでは。本企画では東大教員2人に取材し、研究と教育の両面から「地学」の魅力を探る。...
View Article猪子寿之さんが語る、チームラボのアートが目指すもの
デジタル時代の新しいアートの担い手として近年注目を集める「アート集団」チームラボ。2018年にはお台場に常設美術館「チームラボボーダレス」をオープンしたほか、豊洲で「チームラボ プラネッツ」を開催し、どちらも1年も経たないうちに来場者数が100万人を突破するなど、一種の社会現象を巻き起こしている。...
View Article本郷で味わう本場の味 中華料理店4選
本郷には多くの中華料理店が立ち並び、中華を食べようにもどこに入るか悩ましい。今回は、その中でも記者お薦めの4店舗を紹介する。ぜひお店選びの参考にしてみてほしい。 (取材・伊得友翔) 一番餃子...
View Article東大オケがサマーコンサート開催中 8月12日に札幌で演奏会の締めくくり
現在、各地でサマーコンサートを行っている東京大学音楽部管弦楽団(東大オケ)。8月12日に最後の公演を控える団員に、活動内容と今回の公演について寄稿してもらいました。...
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